コラム
名前が変わった塔
名古屋は「未来」へ。京都には企業の名が付いた。

名古屋テレビ塔を探すと、中部電力 MIRAI TOWERが出てきます。京都タワーを探すと、ニデック京都タワーが出てきます。
同じ塔に、新しい呼称が付きました。
| それまでの呼称 | 新しい呼称 | 使用開始 |
|---|---|---|
| 名古屋テレビ塔 | 中部電力 MIRAI TOWER | 2021年5月1日 |
| 京都タワー | ニデック京都タワー | 2024年4月1日 |
「テレビ」から「未来」へ
名古屋テレビ塔は、中部電力に命名権を付与しました。新名称を使い始めた2021年5月1日は、中部電力の創立記念日でもあります。名古屋テレビ塔の発表
MIRAI TOWERという言葉は、この契約で突然現れたものではありません。中部電力の発表によると、塔のリニューアル時に掲げられた名前を受け継いだものです。地域の塔と、その地域の企業が、未来という名前を共有することになりました。中部電力の発表
以前の名前には用途が入っていました。新しい名前には時間の向きが入っています。同じ塔を見るときの言葉が、「テレビ」から「未来」へ移りました。
京都の名は残る
京都タワーは、ニデックとの命名権契約によって2024年4月1日からニデック京都タワーとして営業を始めました。両者にとって初めての命名権契約だったと、ニデックは発表しています。ニデックの発表
ただし、京都タワーに関係する名前が全部変わったわけではありません。発表では、京都タワービルやKYOTO TOWER SANDOなどは契約の対象から除かれています。塔の呼称と、足元の建物や商業施設の名前は別に扱われました。京都タワーの発表資料
新しい名札が付いても、「京都タワー」という言葉はその中に残りました。
古い名前で探してもいい
名古屋テレビ塔を思い出したら、中部電力 MIRAI TOWERへ。京都タワーを探したら、ニデック京都タワーへ。以前の名前から、いまの塔へ行けます。
塔の形を覚えていることと、名前を覚えていること。そのどちらからでも、また見に行けるといいですね。
出典
- 名古屋テレビ塔の発表(2026-09-09取得)
- 中部電力の発表(2026-09-09取得)
- ニデックの発表(2026-09-09取得)
- 京都タワーの発表資料(2026-09-09取得)
2026-09-09