図版高さ第7位 / 56基中東京タワー
No.05 電波塔

東京タワー

東京都港区
1958年開業。公開中。登れるのは150mと250mの二層。建造物の全高は333m。
150 / 250m人が登れる高さ
印はこの端末の中にだけ残る。どこにも送らない。
種別
展望台の地上高250 m(メインデッキ150m・トップデッキ250m)
建造物の全高333 m
開業1958年
料金1,500円(メインデッキ)
営業時間9:00-23:00(最終入場22:30)
最寄り都営大江戸線 赤羽橋駅 徒歩5分
公式https://www.tokyotower.co.jp/
出典https://www.tokyotower.co.jp/fee/

東京タワーで人が立てるのは、一五〇メートルと二五〇メートルの二か所しかない。三三三メートルという数字は、その上に伸びるアンテナまで含めた全高で、人は行けない。この頁は三三三メートルの話をしない。

一五〇メートル ── メインデッキ

常設で上がれるのはメインデッキまで。地上一五〇メートル。エレベーターのほか、外階段でも行ける。

この一五〇メートルは、いまの東京では見下ろす高さではない。東京タワーからおおむね二キロの範囲に、メインデッキより高い建物が少なくとも六棟建っている。いちばん近い麻布台ヒルズ森JPタワーは三二五・五メートルで、メインデッキより一七五・五メートル高い。

二五〇メートル ── トップデッキ

トップデッキは地上二五〇メートル。予約制のツアーでしか上がれず、料金も別になっている。

ここまで来ると、二キロ圏で上に残るのは三棟だけになる。麻布台ヒルズ森JPタワーの三二五・五メートル、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの二六五・八メートル、虎ノ門ヒルズ森タワーの二五五・五メートル。三つ目との差は五・五メートルしかない。ビル一階分ほどの差で、順番が決まっている。

まわりに何があるか

東京タワーからおおむね二キロの範囲にある、メインデッキより高い建物。赤い行が、人の立てる二つの高さ。

建物高さ150mから250mから
麻布台ヒルズ 森JPタワー2023325.49+175.5+75.5
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー2023265.75+115.8+15.8
虎ノ門ヒルズ 森タワー2014255.5+105.5+5.5
トップデッキ250+100±0
六本木ヒルズ 森タワー2003238+88−12
東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー2020約208+58−42
虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー2020185.4+35.4−64.6
メインデッキ150±0−100

一九五八年の一五〇メートル

開業した一九五八年、東京に一五〇メートルへ届く建物はなかった。高さを三一メートル(百尺)に抑える絶対高さ制限が建築基準法から外れるのは一九六三年で、それまで市街地のビルはそこで頭を打っていた。国会議事堂の中央塔が六五・四五メートル。当時の東京で高い部類とは、その程度を指す。

メインデッキは、その二倍以上の位置に人を上げた。いま同じ床が、見下ろされる側にある。高さは変わっていない。変わったのは周りだ。

二層のあいだ

メインデッキの入場料は一五〇〇円(大人)。窓口でもWEBでも同じ額。トップデッキツアーは三三〇〇円(WEB)、当日窓口なら三五〇〇円。一〇〇メートルの差に、一八〇〇円から二〇〇〇円がついている。

名前は二〇一八年三月三日に変わった。それまでメインデッキは「大展望台」、トップデッキは「特別展望台」と呼ばれていた。

歩いて上がる一五〇メートル

メインデッキまでは外階段で上がれる。段数はおよそ六〇〇。開放は土日祝日の日中のみ。

ただし二〇二六年七月十八日から八月三十一日まで、暑さのため休止している。この頁の取得日である八月二十二日は、その期間の中にある。

わかっていないこと
  • 三三三メートルの内訳(塔体とアンテナがそれぞれ何メートルか)は、公式サイトで確認できなかった。
  • 展望台の海抜は公表されていない。国土地理院の地形図が示す足元の標高は約一八メートルだが、これは展望台の高さではない。
  • 虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの高さは、森ビルの公式資料が二六五・七五メートル、他の資料が二六六メートルとしている。表は前者を採った。
  • 東京ポートシティ竹芝の高さは「約二〇八メートル」までしか特定できていない。表では「約」を付けた。

ここから何が見えるか

行って見た記録ではなく、公式・自治体の案内に載っている記載を写したもの。

展望フロアの向きメインデッキ一五〇メートルは一階と二階の二フロア。トップデッキ二五〇メートルは屋内

出典 https://www.tokyotower.co.jp/guidance/(2026-08-23取得)

どこまで届くか

高さと地球の丸みだけで出した、見晴らしの上限。建物や山にさえぎられる分は入っていないし、天気も考えていない。「よく晴れて、何もさえぎるものが無ければ、ここまで」という数字だと思ってほしい。

56km地上250 m から、地平線まで
富士山まで98 km さえぎるものが無ければ、計算上は届く(富士山は3776 m あるので、向こうからも219 km 先まで見えている計算になる)

計算上、ここから届くほかの場所 31か所

相手のてっぺんが地球の丸みの上に出るか、だけを見ている。間に建物や山があれば見えない。近いものから。右の数字は相手のてっぺんの高さ。

ほかに23か所。いちばん遠いのは江の島シーキャンドル(47 km)。

計算式 地平線までの距離 = 3.57 × √高さ(m) 地球を半径6371 kmの球とした幾何計算。大気の屈折はみていない(実際は約7%のびる)。
地面そのものの標高は持っていないので、海面から測ったものとして計算している。高台に建っている場所は、実際にはもう少し遠くまで届く。公式の発表ではなく、ここで計算した値。

日が沈む時刻

この場所の緯度経度と、人が立てる高さから計算した。高いところでは地平線が下に見えるぶん、地上より少し遅く沈む。天気も、まわりの建物や山も入っていない。「晴れて、西がひらけていれば」の時刻。

9月2日の日没18:10地上250 m で。地上より2分19秒おそい
街の灯りがそろうころ18:34市民薄明の終わり。空に色が残らなくなる
夕景と夜景を一度に見るなら16:40日没の九十分前に上がる、が愛好家の目安

一年でいちばん遅い日没は6月29日ごろの 19:04、いちばん早いのは12月6日ごろの 16:30。開いている時間は上の表で。

計算 太陽の位置は NOAA の一般式(誤差は一分ほど)。高さの補正は 眼高差 ≒ 1.76′×√高さ(m)。時刻は日本標準時、この頁を開いた日の日付で計算している。公式の発表ではなく、ここで計算した値。

ここから近い塔

都県では区切らない。この塔からの直線距離で並べてある。

この塔とつながっているもの

同じ系譜に置いた塔。何でつながっているかが違うので、軸ごとに分けてある。

内藤多仲の塔

電波を送るための塔

全日本タワー連盟に加盟している塔

高さの並びの中で

いちばん上の床は250m。すぐ上は大阪府咲洲庁舎展望台の252m(+2m)。すぐ下はSHIBUYA SKYの229m(−21m)。登れる高さがわかっている五十六基のうち、第七位。

← → キーでも隣の塔へ動けます。