ダイヤモンド富士が見える、東京の無料の展望台

富士山の山頂に夕日がちょうど沈む日と時刻を、東京の展望台ごとに計算しました。見える日は、立つ場所で変わります。同じ東京でも、秋は10月末から11月下旬、冬は1月下旬から2月中ごろと、ひと月近い開きがあります。

夕日が沈む時刻に展望台へ入れるかどうかも、あわせて書きました。展望台には、夕方に閉まるところ、平日しか開かないところ、改修や故障で休んだり時間を縮めたりしているところがあります。

計算のしかた

太陽の位置は天文計算の近似式で求めました。太陽の高さと、富士山頂(剣ヶ峰、標高3,776m)を見上げる角度は、どちらも大気の屈折の分を見込みました。見上げる角度には、地球の丸みの分も見込みました。見る位置の標高は、展望フロアの床の高さ(地上から)に、建物が建つ地面の標高(国土地理院の標高データ)を足して出しました。床の高さが公表されていない場所は、階数から見積もった高さで計算しました。太陽の下の縁が山頂と同じ高さまで下りた瞬間に、太陽と山頂の方位がいちばん近くなる日を、その場所でダイヤモンド富士が見える日としました。この決め方で2026年2月の東京タワー(メインデッキ)を計算すると、公式に案内された「2月9日 17時03分ごろ」と同じ日時になります。練馬区役所が案内する「例年1月と11月のいずれも21日ごろ」とも、国土交通省 関東地方整備局が案内する文京シビックセンターの「11月9〜10日」「2月1〜2日」とも合っています。

どの展望台も、公式の案内に富士山が見えるとあります。天気や空気の澄み具合によっては見えないことがあります。